2003年8月18日

昨日二ツ井町〜盛岡市〜高畠町の2泊3日の旅から帰ったばかりであるが、今日は東海村訪問である。今回の訪問目的は、再来年の環境自治体会議全国大会に向けて、東海村の環境戦略を一緒に検討することである。私は茨城県内の大学を卒業し人文地理学を専攻していたこともあり、茨城県内はあちこち行っているのだが、東海村は実はまともに見たことがない。実質的にはじめての訪問である。

ひたち5号の自由席に乗り、9時頃に東海駅についた。須田事務局長らは一本あとの特急で勝田に役場の方が勝田駅へ出迎えに来てくれることになっているが、私は少し町を歩いておきたいので一本前にした。役場とは反対方向に出て通りを歩く。駅は立派、そこから延びる道路も立派であったが、駅前商店街らしきものはない。東海村は平坦だろうと思ったが、ところどころ起伏がある。駅から10分ぐらい歩くと、道路脇に落ち込んだ窪地があり、緑が生い茂っている。その谷の底にはゲートボール場があった。東海村は中心部は緑が少ないとの話であるが、駅から数分のところに、こういったところもある。さらに右に折れて常磐線を跨線橋でまたぐ。

さらにしばらく歩くと立派な役場が見えてきた。いつも役場のロビーで広報誌など見て最近の情報を頭に入れておくのだが、事務局長を乗せた車もほどなく到着。町長との約束の時間に少し間があったので、役場の最上階へ連れて行ってもらった。4方が見渡せ、眺めがすばらしい。今回は時間がなかったので村内を回れなかったが、2005年に当地で開かれる環境自治体会議全国大会までには、東海村の“通”になっておきたい。

東海村観光協会

2004年8月24日

東海村は来年の環境自治体会議全国大会の開催地である。今日はそのための実行委員会が開かれた。実行委員会は議会、各種団体の代表、小学校区ごとにあるまちづくり委員会の委員長など32名で構成されている(行政は1名のみ)。13:30から開催された実行委員会には出席できなかったが、メインテーマ(スローガン)と分科会テーマについて、企画委員会から原案を出し、了承されたそうだ。企画委員会は実行委員会のワーキンググループ的なもので、実行委員会の構成員からなる。まちづくり委員会の委員長さんらが活発に意見を出しているようだ。例えば、環境自治体づくりのためにどんな法律・条例が必要かという分科会を作ることを事務局から提案すると、市街化区域内農地が宅地化されてしまった問題など、自分たちが直面する課題に即して考えてくれるそうだ。原子力に関しては、事業者の方からも積極的な意見が出され、安全・安心型社会づくりのためのリスクコミュニケーションや防災対策をテーマにしてはどうかという話になったそうである。僕はその後16:00からの部会から出席した。部会は総務、渉外、記録、交流、設営、輸送の6つの分科会からなるが、今日はその初回であり顔合わせを行った。

もう1つの会合は、温暖化対策検討会である。東海村では昨年、環境省の温暖化対策普及事業の補助金をもらい、エネルギー消費の実態を調べる村民および事業者アンケート調査を実施し、その分析結果をもとに温暖化対策のPRビデオやホームページを作成した。温暖化対策検討会は村民・事業者20数名からなるが、昨年度は環境省からの補助が決定するのが大幅に遅れ1回しか開けなかった。今年度も補助が下りるわけではないが、引き続き我々が温暖化防止活動をパートナーシップで進めるサポートをする。ふつうの会社では金の切れ目が縁の切れ目であり、こうは行かないだろう。

昨年のPRビデオを見て資料の説明をした後、2つのグループに別れて家庭などですべき温暖化対策をポストイットに記入し、模造紙に整理していく作業をやった。全体で11名の参加しかなかったので、1グループ5〜6名であったが、模造紙はまたたく間にたくさんのポストイットでいっぱいになった。また活発な意見も出た。ワークショップはやはりこれくらいの人数でやるのが良い。

自然エネルギー・建築の工夫グループでは、ポストイットが情報・PR、省エネ行動、住まいの工夫、自然エネルギー、これらの支援策にグルーピングされた。家電製品グループでは照明、冷蔵庫などの個別対策と、広報、教育などにグルーピングされた。両グループの発表に共通していたのは、何をやったらよいか、何のためにやるのかという情報提供や教育が大事であるという点だった。

模造紙に貼られたポストイットを我々が整理し、次回はそれをもとに今後行っていく行動を選択してもらうことになった。今日の結果が行動実施につながればと思う。


「Check!東海村35,000人のCO2」サイト

宮崎県綾町訪問記
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