2003年8月18日
秋田市内のホテルから秋田空港へ。秋田空港から飛行機で新千歳空港へ。JRで千歳空港駅から南千歳に出て(1駅4分)、そこから特急で帯広に行く予定だが、接続が悪い。南千歳に着く3分前の12:18に帯広方面の特急「スーパーおおぞら」が出てしまう(何とかして欲しい)。そこでわずかの距離だがタクシーで南千歳へ行くことにした。しかし飛行機の到着が遅れ、12:00到着予定が着いたのが12:10! 出口を走り抜け、一目散にタクシー乗り場に。タクシーの運ちゃんは「南千歳」と告げたとたんに不機嫌になって猛烈にとばした。お陰で3分で南千歳に着き、簡易一発間に合う。
14:10に帯広着。ターミナルの工事が終わったのか昨年きたときバス停の位置が変わっていた。士幌方面のバスが15:30だからと思ってゆっくりいったら、14:15に上士幌行きがあり出たばかりではないか。よく見ると十勝バスと拓殖バスの2つあるようで、インターネットで事前に調べていたのは拓殖バスのほうだったらしい。15:15の十勝バスの糠平温泉行きで帯広を出た。結構人が乗っている。
途中、じゃがいもの貯蔵庫や加工工場らしきものが見えた。士幌町は農産物を生産するだけではなく、自ら加工まで手がける方法に先鞭をつけた町として有名だ。農協は日本一裕福らしい。
約1時間で士幌待合所に着く。小学生らしい子供たちが、スクールバスを待っている。今日の宿の士幌旅館は、1つ手間へのバス停で降りるべきだったらしい。メインの通りを引き返す。
メインの通りは、電線が地中化され、すごくきれいに整備されている。士幌旅館に早く着いたので、役場に偵察にいくことにした。途中の道もきれいに花が植わっている。せせらぎや噴水のある公園もある。快適環境づくりを進めていることは予習していて知っていたが、ずいぶんきれいだ。
脇の小学校では、もう2学期がはじまっているのだろう。下校途中の子供とお母さん方がバッタ探しに興じていた。
役場も築20年ぐらいというが、立派できれいな建物。入口で町長にばったり合った。担当職員のYさんとMさんを紹介してくれた。翌日の打ち合わせの予習用の資料をもらって帰ろうとしたら、Mさんが町内の主だったところを案内してくれた。
隠れ「鉄道ファン」としては、士幌線の跡は見ておきたいところ。駅舎は町が旧国鉄から払い下げてもらって管理しているという。駅舎はほぼ原型を残していたのでびっくり。鍵を開けて駅舎の中に入れてもらった。当時の手書きの時刻表がそのまま残っていた。
さらに士幌高原へも連れて行ってもらった。天気はあまり良くなかったが、すばらしい眺めである。牧草地が広がっているのがみえる。牛は約5万頭いて、人口の7倍だ。その先の道路は士幌高原道路といって、自然との共生で悩んだ町の苦悩の跡である。時のアセスで中止になった道路で、中腹でぷつりと切れているのが見えた。
Mさんに宿まで送ってもらい、夕食を取ってから、近くのAコープへ行った。例によって野菜類をのぞき込む。北海道産のものがあるが、果物は山梨産や輸入ものが多い。魚も以外と輸入物が多い。じゃがいもはさすがに士幌産。真っ赤に熟れた士幌産のトマトがうまそうなので、2個入のもの買った。味は絶品だった。

2003年8月18日
翌日は役場での打ち合わせが14:30に終わったので、空港まで送ってもらい、予定を繰り上げて16:15発の飛行機に乗ることができた。士幌町でNTTドコモのFOMAが使えたのは驚き。しかしその携帯電話を空港まで送ってもらったMさんの車の中で落として、後で送ってもらうことになった。ご迷惑をおかけしました。

士幌町農協

士幌町商工会












2004年8月18・19日

例によって夏休みの家族旅行を引っかけての出張である。今回は富良野・美瑛に3泊の後だ。富良野9:15発快速「狩勝」は快速なのに1両編成、10人ほど乗せて発車。うち半分ぐらいは旅人、半分は地元の人風だった。10:58十勝清水着。この駅で空港からレンタカーを借りて乗って来る多比良くんに拾ってもらう予定だ。多比良くんは駅周辺で迷ったらしく20分ほど遅れて到着、国道274号を時速80キロで一路士幌へ。どこまでもまっすぐの道が続く。ここの直線の距離は20数キロとか。全国で2番目ぐらいに長い、と役場のMさんが言っていた。正午過ぎ士幌市街へ入り、役場近くの喫茶店で昼食をとってから役場に入った。

士幌町役場の職員数は約260名と人口7000人弱の町にしては多い。これは病院や町立高校などの施設を持っているためだ。こういった施設を含んでLAS−Eを運用しようとする自治体は士幌町が始めてである。

今日の目的は環境マネジメントシステム(LAS−E)の全職員を対象とした研修会の講師を務めることである。研修会は今日の15:00〜、18:00〜、明日の9:00〜と3回ある。同じ研修を3回連続してやるのは初体験で、誰が何回目に出るのかが、事前に名簿になっているのも初めてみた。冒頭には町長または助役の挨拶もある。担当者の総務課のYさんの熱意のたまものである。Yさんが用意した資料は士幌町環境マネジメントシステム手引き書(未定稿、18ページ)、うちから用意したレジュメ(4ページ)に、パワーポイントのスライドのコピー(17ページ)と盛りだくさんである。さらに驚いたのは、裏表1枚の研修会の質問票・アンケートを用意していたこと、よい理解できた点、理解できなかった点、質問やアイデアなどを書く欄があった。これを後日提出させるという。YさんはLAS−Eの担当者であるが、行革担当や電算担当など1人で3役、4役をこなしており、縦横無尽の働きで、頭が下がる。しかし農政課のMさんや企画調整課のIさんなど意識の高い職員が積極的に関わってくれそうである。

助役さん、Yさん、Mさんと夕食を共にした後、士幌市街から東へ来るまで15分ほど行った下居辺という集落にある「しほろ温泉プラザ緑風」という宿泊施設に泊まった。源泉湯や露天風呂など数種類の風呂があり、部屋もきれいな立派な施設である。風呂は地元の人たちで賑わっていた。

翌日は研修終了後事務打合せをしてから、Yさんの案内で町のいくつかの施設を見て回った。福祉センターの建物には福祉保健関係のセクションや町立病院がはいっており、この一角に隣接して老人ホーム、デイサービスセンターがある。役場本庁舎に隣接している総合研修センターには、学校教育・生涯教育関係のセクションの事務室、図書館、体育館、ホール、郷土資料館などと町民の集会施設がはいっている。集会室の中に木工室や陶芸室があるのは珍しいと感じた。

できたてのバイオガスプラントも外側だけ見せてもらい、Aコープの中にある食事処で昼食。ここの豚丼は美味だった。帰りに農家の野菜直売所に案内してもらった。農業のまち士幌町に来て食材を買わない手はない。ちょうど農家のおばさんがとうもろこしを軽トラックで運んできたところで、お裾分けをもらった。初めてとうもろこしを生で食べたが、甘くて梨のような味でうまい。ゆめのコーンとかいう品種だそうだ。今度来たらまた食べたい。

さて、環境マネジメントシステムの研修は1回目約90名、2回目約70名、3回目約40名の参加者があった。全職員260名のうち200名ぐらいの参加があったことになる。施設の職員が皆さんが真剣に聞いてくれていたようだ。不参加者にはYさん自身が研修するというので徹底している。士幌町は今年4月からプラスチックの分別収集を開始、来年10月からはごみの有料化を控えている。環境マネジメントシステムも今月中に町長がキックオフ宣言をし、この10月から運用開始の予定である。町民の模範となるような取り組みを是非期待したい。

1555JAL便でとかち帯広空港を出る。今回もちょうど高校野球の準々決勝を中継しており、地元駒大苫小牧が横浜高校を6−1で破り、76年ぶりかの北海道勢準決勝進出を果たした。僕が訪問したときに試合をしている地元の都道府県は必ず勝つというジンクスは、まだまだ生きている。

しほろ温泉プラザ緑風


士幌町LAS−Eホームページ

2005年3月25日
 今日は1日士幌町役場で、LAS-E関係の打ち合わせである。午前中は総務課のYさんと事務打ち合わせである。本来は今年度中にLAS-Eの本格運用に入り、今日は目標設定チーム会合と監査員研修の予定だったが、Yさんは行革や電算業務、パートナーシップ事業の立ち上げなど1人6役状態で、LAS-Eの運用まで手が回らず、また町民監査員も公募したが集まらなかったので、今日は今後の進め方について打ち合わせる会合となった。昼食時には農水省から士幌町へ出向しているIさんとYさん、多比良くんと僕の4人で、近くの喫茶店で昼食を取る。Iさんは中央省庁から出向してきているというイメージのない、気さくな方であるが、ちょうど今日内示が出て企画課から本来業務に近い農政課に異動が決まったそうだ。
 午後1番でまず、小林町長と短く懇談した。行革の担当をYさんから企画課へ移すとのことで、7月からLAS-Eを本格運用したいとおっしゃっていた。14時からIさんや企画課のTさん、それに町民課のSさんが加わって環境政策推進グループの打ち合わせを行った。前日北海道新聞の記者の方に取材をお願いしておいたので、記者の方も加わっての会合となった。Yさんの構想だと、5月から試験運用を開始してごみの課別計量などの記録を取っていくとのことだった。7月から本格運用すれば10月には監査で、11月の判定委員会に間に合うスケジュールである。 
 Yさんの構想は来年度からの第5次総合計画の策定と合わせて、環境基本計画を策定したいとのことで、これが実現すれば再来年度には第2ステージへの挑戦も見えてくる。とにかく町民監査員が集まらないことには話が進まないので、北海道新聞さんに公募している旨の記事を書いてもらうことを期待したい。記者さんへの補足説明を終えるともう17時近くなっていた。今日も士幌町営の温泉付き宿泊施設「プラザ緑風館」に泊まる。宿に帰ってテレビで相撲をみたら、27連勝中だった朝青龍が、栃東に物言い取り直しの末、寄り倒されて負けた。


訪問記
直線上に配置
しほろ温泉プラザ緑風
福祉センター→





総合研修センター↓
農家の野菜直売所