ゆざ会議 分科会テーマ一覧
※以下は2008年4月末現在のものです。日程や会議の内容について、変更することがあります。
※5月29日午前中は各分科会ごとにフィールドワークとなりますので、動きやすい服装と歩きやすい靴でご参加下さい。
- ◆第1分科会 合意形成 〜郷土の宝ものを守るために〜
【キーワード:地域社会 地域特性 郷土力 自治 宝もの】
それぞれの地域には、宝ものが必ずあります。それは、文化であったり、自然環境であったりさまざまです。でも、多くの人は、あって当たり前と、それに気づかずにいます。
宝もの探しは、地域づくりにつながるはずです。地域づくりも、環境保全も、遠くに暮らす人たちではなく、その地域で暮らす人たちが宝ものに気づいたときからはじまります。
郷土力とは、どのような力をいうのでしょうか。どのようにして、郷土力は育まれていくのでしょうか。そして、どのようにして合意は、形成されていくのでしょうか。
(会場:鳥海自然文化館遊楽里ホールA)
- ◆第2分科会 自然観 〜人の心をとらえた自然〜
【キーワード:風土 民俗 歴史 文化 信仰 資源管理 環境管理】
意識するとしないとにかかわらず、私たちは、文化や信仰、気候風土に培われた精神性を持っています。人の心の奥底にあるなにものかに対する信仰や畏れは、欲望を抑制し、立ち入ってはならない領域を護り、日常生活でも、他者に感謝する気持ちを育んできました。
大量生産、大量廃棄の中でも、脈々と受け継がれてきた自然観を再考します。
(会場:鳥海自然文化館遊楽里ホールB)
- ◆第3分科会 気候特性と建築・エネルギー 〜エネルギー消費が小さく、しかも暮らしやすい住いをめざして〜
【キーワード:地域特性 気候 風土】
気候や地理的条件により、建築は違ってくるはずなのに、それらを考慮した建築はあまりありません。特に、室内の温熱環境や建築設備システムでは、合致していないことが多いといえます。遊佐町なら豊かな湧水や地下水の熱を利用したシステムを取り入れることもポイントです。
風土に沿い、しかもエネルギー消費の小さい住いをめざして、具体的な建築手法を示しながら、検討していきます。
(会場:ゆざっとプラザ大会議室)
- ◆第4分科会 陸から、川を経由し、やってくる海のごみ
【キーワード:廃棄物 生態系 プラスチップごみ 海洋資源】
海を漂流し、海岸に漂着するごみ、海底に沈み堆積するごみ、餌と間違えられて補食されるごみ。ほとんどは、陸上で人間が出したごみです。特にプラスチック系のごみは、劣化し、目に見えないほどに微細になっても、その性質を失わず、海洋生態系を危機に陥れつつあり、それは、海洋資源も危機的状態であることを意味します。
市民、行政、研究者、産業界、関わる全ての主体が連携する方策を探ります。
(会場:山形県海浜青年の家)
- ◆第5分科会 湧水と湧水生態系を守る人たち
【キーワード:湧水 生態系 森林保全 水源涵養 暮らし 揚水 枯渇資源】
湧水地周辺は、湿地であったりして、価値のない場所として埋め立てられ、廃棄物の処分場となってきました。しかし、ほとんどの日本の河川、湖沼は、湧水の影響を受けていて、湧水が生きものの多様性を支えているということがわかってきました。
湧水は、河川水と違って、雨が降れば増水できるというものではなく、湧き出すまでに時間がかかります。溜まっていく以上に汲み上げれば、いずれは枯渇する資源です。その意味では、石油と同様に限りある資源といえます。
湧水に育まれた生態系の中で、人間も生きものの一員として暮らす方策を考えます。
(会場:高瀬公民館講堂)
- ◆第6分科会 生命が生命を育む農業をめざして
【キーワード:環境保全型農業 食 生態系 生産者 消費者 生き物調査】
農地は、食料生産の場であると同時に生きものの生息域でもあります。例えば、命が他の命を育む田んぼは、豊かな生態系をもち、美味しいコメを生産します。
人の営みと生き物の調和を図り、安全な食料を生産する方策を生産者と消費者が協働で模索します。
(会場:語り部の館)
- ◆第7分科会 いまこそ見直す郷土の食材と受け継がれてきた料理
【キーワード:地産地消 郷土料理 フードマイレージ 食育 自給率 飼料米】
人間も、自然の中の生きものですから、旬の地ものの食材を受け継がれてきた調理法で食べることは、身体にとっても自然なはずです。
地産地消は、群を抜く大きさの日本のフードマイレージ(食べものがどれだけの距離を運ばれてきたかを表す指標)を小さくすることにも、食育にも、食料自給率向上にもつながります。
(会場:遊佐町中央公民館)
- ◆第8分科会 魚にも、人にもやさしい石けん
【キーワード:循環型社会 リサイクル 化学物質 PRTR制度 水質保全】
家庭から排出されるPRTR法に指定されている化学物質のほとんどは、合成洗剤です。廃食油からつくったリサイクル石けんなら資源の有効利用になり、化学物質負荷の低減を図ることができます。また、使った水を自然界で浄化しやすい状態で還すことができます。
でも、石けんは、なかなか普及しません。いかにして、合成洗剤から石けんに切り替えるか、検討します。
(会場:JA庄内みどり遊佐支店2F会議室)
- ◆第9分科会 農村地域の公共交通を考える
【キーワード:公共交通】
農村部や中山間地では、住民が地域内に点在しているため、公共交通サービスを効率よく提供するのは至難の業です。しかしこれから、自分でクルマを運転できない人もますます増えてきます。財政的な制約もある中、既存のバスとも上手に連携しながら、暮らしに必要な公共交通を確保し、住民の満足度を高めるための創意工夫について話し合います。
(会場:しらい自然館)
- ◆第10分科会 市民監査への期待〜その成果と課題〜
【キーワード:環境マネジメント 市民参加 自治】
自分達の地域の政策を自分達で進行管理し、評価していくことを目指し、環境マネジメントシステムに市民監査を取り入れる自治体が増えつつあります。遊佐町でもLAS-Eの運用を始めたところです。しかし、単に監査チームに市民が入れば良いというものではありません。実施方法(監査人の選び方、研修方法、日程、報酬等)そのものの課題や悩みもありますが、形式的な確認に終わらず適切な評価や見直し提案を引き出し、政策展開につなげていくにはどのようにしていけば良いのでしょうか。
本分科会では具体的な事例を通じて、市民監査に市民や自治体が何を期待するのか、市民監査の現場にいる事務局の本音や監査員の感想などを出し合ったうえで、望ましい市民監査のあり方について議論します。
(会場:蕨岡公民館)
- ◆第11分科会 どうする?自治体プラスチック処理
【キーワード:ごみ 廃棄物 製造者責任 消費者】
なかなか削減できない容器包装プラスチック。リサイクルにはお金がかかる。でも、燃やしてしまえばただのゴミ。処理に関する悩みも尽きることはありません。ごみ処理や資源化の課題は自治体ごとに大きく異なりますが、互いに知恵を出し合い、自分のまちで取ることのできる最良の処理方法を比較・検討することはできるはずです。容器包装リサイクル法の問題点や、リサイクルの前に何をすべきかについても徹底討論!
(会場:JA庄内みどり遊佐支店3Fホール)
- ◆第12分科会 「知っているだけ」はもう終わり 〜中長期CO2削減への道筋〜
【キーワード:脱温暖化 CO2削減】
2008年、北海道洞爺湖サミットにおけるテーマは気候変動対策が中心です。
生態系等の崩壊を防ぐ限界といわれる「+2℃」以内の気温上昇にとどめるためには、2050年までに世界中でCO2半減、日本で70%削減が必要となります。気候の危機は、もう「知っている」だけでは済まされません。
一人ひとりの行動を後押しする方策を学びあい、「CO2削減への一歩」を踏み出しましょう。
(会場:遊佐町議事所)